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2010年3月29日 (月)

ミャンマーの糸のこ一族5

糸のこ一族の旅立ち3

「そろそろ行きますか」

「あれ、もう、こんな時間ですか、やばいですね」

離陸10分前になりそうだった。

我々は少し急ぎ足で搭乗口に向っていたら、女性の係員が我々に話しかけた。

「もしかしてシンガポール航空のお客様ですか?」
「はい」
「急いでください。最後のお客様です。探していました」
「え?」
「20分前には搭乗していただくことになっております」

女性の係員が我々を捜していたようだ。

さらに俺は搭乗する前にトイレに行っておこうと、小走りでトイレに走ったら、何故か、カバンがひっくり返り中身をすべて床にぶちまけてしまった。まるで漫画や映画のように見事なタイミングでぶちまけた。
中身を慌てて拾っていたら、パイロットらしく恰幅の良い男がやってきて英語で何かを話し出した。

何を言っているかはわからなかったが、どうやら、トイレは飛行機の中にあると言っていたようだ。

ようするに「早く乗り込めボケ!!」と言いたかったのだろう。

のっけからスリリングは続くぜ〜〜へへ。

矢野閣下が言うには「ぎりぎりに乗り込んだら、エコノミークラスなのに、ビジネスクラスに座らせてもらったことがある」とのことだが、もちろん、今回はそういうことにはならなかった。

飛行機に乗り込み、座席についた。

「いやあ、焦りましたね閣下」

矢野閣下と俺は苦笑いで顔を見合わせた。

シンガポール航空の飛行機は一列に7席並んでいた。左通路の向こうに2席、真ん中に3席、右通路向こうに2席だった。我々の席は真ん中の右側だった。全席との間はかなり狭かった。この体勢で7時間座るのは結構、きついだろうなと思った。

こういう窮屈な体勢はストレスだな。腹にも影響するかなと、ここでもやはり俺は
腹の心配をしてしまった。

そして、飛行機はまもなくして離陸した。

「うわ!!気持ち悪い、やっぱ大きい飛行機は、きますね」

飛行機が上昇するときには、ちょっとおえ〜〜とくる。たぶん、腸閉塞を患っていた後だということもあって、余計に消化器系が気持ち悪くなったようだ。

俺は小さな窓に目をやった。飛行機は上空に舞い、まもなくして地上の景色は見えなくなった。

糸のこ一族は日本を旅立った。

スチュアーデス(キャビンアテンダント、客室乗務員)が飲み物を持って来た。閣下はビールを手に取った。
俺はその様子を横目で見ていた。

俺は烏龍茶にした。

やはりお酒はまだ早いだろう。摂生していかなければならない。とにかく食べ物と飲み物の誘惑には負けてはならない。

まもなくして機内食が出た。

うわ!!すげーボリューム!!

牛丼と蕎麦、パン、その他にもたくさん、トレーに乗っている。


これを全部、食うのはまずいな。

もちろん、普段なら簡単に平らげてしまえるだろうが、この機内食はあきらかに腹にやさしい食事ではない。

院内食とはほど遠い食事であることは間違いなかった。

俺は蕎麦と柔らかそうなものだけ食べておくことにした。

矢野閣下にも報告しておこう。

「閣下!!我が輩は、蕎麦と柔らかそうなものだけ食べておきます!!」

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